車の走行性能に寄与するエアロパーツとしてスポイラーがあります。スポイラーには、フロントスポイラー、サイドスポイラー、リアスポイラーがあります。例えば、フロントスポイラーは、車体下への空気の流入を抑制し、揚力を低減させる(ダウンフォース)効果があります。リアスポイラには、リアアンダースポイラーとリアウイングスポイラーがあり、前者は後方にできる渦の発生を抑えたりする効果があり、後者は整流効果とダウンフォース効果があります。リアスポイラーが装着された車として印象的なのは、ポルシェ911の一部モデルです。911の一部モデルではトランクリッドの縁にスポイラーが設けられ、ダウンフォースにより、911の後輪のグリップ力を更に強めることに一役買っています。リアスポイラーは他にスカイラインGT-RやインプレッサWRXに装着された例が印象的ですが、80㎞/h以上の高速走行でなければ、期待するダウンフォース効果は発揮できないと言われています(典型的な例はF1です)。対してリアスポイラーは、ドレスアップ効果を狙う目的として装着されることがしばしばあります。また本来の目的ではないのですが、雪や泥が巻き上がってガラスやリア部に付着するのを防ぐといった副次効果もあります。またリアスポイラーが後部ガラス上端部に装着された場合、雨除けという効果もあります。